【2020年版】初心者でも使いやすいDAWソフトおすすめ6選

DTM初心者「DAWはDTM作業で一番使用頻度が高くて作業効率に直結するので、選定に失敗したくありません。
使いやすい、最新のオススメのDAWを教えてください。」
DAWの種類が多いので、このようにお悩みではありませんか?
本記事を読むことで、時間をかけずにベストなDAWを選ぶことができます!
本記事の信頼性 筆者はDTMを実務として20年以上経ちますが、これまで色々なDAWを試してきました。DAW選定をしようとしている方は、本記事は参考になると思います。
世界でも使われている信頼性の高いDAWの中から、厳選したものをご紹介しますので、時間をかけずに後悔のないDAW選定をすることができますよ。
本記事を読んでわかること ・厳選された最新のオススメDAW ・初心者がおさえておくべきDAW選定のポイント
さっそく自分に最適なDAWを決めて、音楽制作を始めまていきましょう!
もくじ DTM初心者が、DAWを選ぶ際におさえておきたいポイントは以下になります。 順番に解説していきますね。 自分に合うDAWとは何なのか、を整理しておくと良いです。 理由は人によって使いやすさを求める部分が違うから、です。 筆者は使用経験から、DAWに求められる便利さとは主に以下の2点であると実感しています。 人によっては「それ程、多機能でなくてもよい」という方もいれば、「画面の見やすさを重視したい」という方もおられるでしょう。 便利と感じる点はそれぞれあるにしても、共通でおさえておくべきポイントがあります。 ・無料版を使ってみる
・DAWの個性を知ろう
・とりあえず見た目から入るのもアリ この3点について、順番に解説していきます。 DAWには無料体験版や体験版が用意されているケースが多いです。 DAW付属の音源やエフェクターは、それ程パソコンのスペックが高くなくても十分動作しますので、気になるDAWの操作性をひと通りチェックすると安心です。 オーディオインターフェースなどの機材がなく、心配している初心者の方がいるかもしれませんが、その点は問題ありません。 余程の事情がなければ、パソコンに初期搭載されているサウンド環境でも十分に音の確認はできます。 ただ、パソコンは事前にどうしても必要になってきますので、パソコンとDAWの事情についてどちらの優先度を高くするのかは検討しておいた方が良いですね。 パソコン側を優先できるのであれば、まず必要なスペックのパソコンを購入してみるのも一つの方法です。 参考自分に合ったDTM向けパソコンのスペックの記事がありますので、参考にしてみて下さい。 DTM初心者に最適なパソコンのおすすめスペックをプロが解説 | DTM FUN LIFE DTMに適したパソコンの選び方に困っていませんか?本記事では初心者がスムーズに自分に最適なパソコンを選べるように、目的別にわかりやすく解説しています。各チョイスのコストバランスや、メリットデメリットについてもまとめています。DTM初心者の方は特に必見です。 特定のジャンルに特化しているDAW、オーディオ編集やミックスを得意とするDAWがあるなど、個性は様々です。 ざっと並べても、このように個性はいろいろです。 DAWの個性を事前に知ることで、自分の制作する曲やスタイルとの相性がわかるようになりますし、無償で付属してくるソフトの使い勝手が良いモノであれば一つのポイントになりますよね。 また、価格の差も重要なポイントで、コストパフォーマンスに優れるDAWもあるのでチェックしていきましょう。 ぶっちゃけの話になりますが、譲れない最低限の機能をおさえておいた上で、とりあえず見た目から決めてしまう方法もあります。 理由は、DAWの見た目との相性は作業効率に影響を及ぼすからです。 見た目での判断は決して雑な判断ではなく、DAW選定においては効率的な選び方につながるものだと筆者は感じます。 例えば、多機能性を求める人であればショートカットキーを使うにしてもアイコン表示が多いUIである方が安心感はあります。 最低限の機能があれば、という方はシンプルなUIのDAWを選びますよね。 筆者は数多くのDAWを使用してきましたが、譲れない最低限のポイントを明確にしておけば画面の見た目の相性で選んでも期待を裏切られることは一度もなかったです。 DAWによる音質の違いは、実際あります。 ですが、DAWの種類による音質の差は気にする必要はないと考えて良いと筆者は感じます。 理由は、音質の差は顕著ではなく音質以外で得られるメリットの方がはるかに大きいからです。 ちなみに筆者は今まで、複数のDAWを使用してきましたが音質による未練はまったくなかったです。 操作性やUIの相性の方が大切にすべきですので、DAWによる音質の差は気にしないようにしましょう。 それでは、筆者が激選した最新のオススメDAW情報をご紹介していきます。 メーカー:Steinberg
対応OS:Mac / Windows 両対応
無料版:30日間体験版あり
(→ダウンロードはこちら) おすすめポイント
・各機能が充実している
・VOCALOIDとの相性がバツグン
・シェアが大きく情報蒐集に困らない
こんな方は他のDAWが良いかも・・
・細かい機能は不要、細やかなUIが苦手 全世界トップシェアを占め、長く支持されて続けているDAW。機能面が充実しており、有償アップデートが毎年発表されています。 ユーザーインターフェイスは少々コアユーザー向けで、作業の効率化が図れるよう設置されているアイコンが多い印象。 ボカロ制作をする方は Cubase専用ソフト VOCALOID Editorにより編集作業を効率化することができます。 参考動画はこちら 価格をチェック メーカー:Apple
対応OS:Mac専用
無料版:なし
おすすめポイント
・ユーザーインターフェースが親切
・付属音源のジャンルが広く、充実
・歴史がながく人気なのに価格が安い
こんな方は他のDAWが良いかも・・
・見やすさよりも効率化のための機能の数を重視したい Cubaseに続くシェアがあり、こちらも発売されてから長いDAW。 付属されている音源が豊富で、さっそく制作に取りかかることができます。 ユーザーインターフェイスは直感的な操作を意識したつくりになっており、アイコンや文字が大きめのデザインで見やすい印象です。 参考動画はこちら メーカー:PreSonus
対応OS:Mac / Windows 両対応
無料版:Studio One Prime
(→ダウンロードはこちら) おすすめポイント
・マスタリングに便利な機能あり
・好みが別れないフラットなデザインのユーザーインターフェース
・マシンに対する負荷が軽い
こんな方は他のDAWが良いかも・・
・よく聞く「Studio One音質の良さ」をアテにしている方 比較的新しい世代のDAWですが、LogicやCubaseの後発というだけあり視認性と効率性が絶妙なバランスで作られている印象です。 操作もなるべく簡潔に済ませることができるように配慮されているのが伝わってきます。 付属音源はLogicほど種類は豊富ではありませんが、一つ一つの品質が高いです。マスタリング機能も、楽曲のデータからの移動がスムーズに行うことができ利便性が高いです。 参考動画はこちら 価格をチェック メーカー:AVID
対応OS:Mac / Windows 両対応
無料版:ProTools First
(→ダウンロードはこちら) おすすめポイント
・オーディオ編集に特化
・MIDIエディット機能もあり、制作段階から使用できる
・スタジオ、エンジニアとのやり取りを円滑に行うことができる
こんな方は他のDAWが良いかも・・
・オーディオ編集よりもMIDI編集の操作性を重視したい 言わずもがな、ですね。MIX専用のツールと思われている方も多いかも知れませんが、MIDI打ち込みのための機能も充実しています。 打ち込みからMIXまで一つのセッションで行えるのは便利です。 もちろんMIXは他のDAWにおいても行えますが、オーディオ編集周りに関してはやはりProTools、ですね。マルチ音源Xpand!2を含むプラグインが複数、エフェクターもひと通り付属しています。 参考動画はこちら
1. 初心者がDAWを選ぶ際におさえるべきポイント
1-1. 自分に合ったDAWを選ぼう
1-2. DAWによる音質の違いは一旦置いておこう
2. 初心者でも使いやすいDAWソフトおすすめ6選
2-1. Cubase
2-2. Logic Pro X
2-3. Studio One
2-4. ProTools
2-5. Ableton Live
2-6. FL STUDIO
3. 初心者がDAW選定で失敗しないためには
初心者がDAWを選ぶ際におさえるべきポイント
自分に合ったDAWを選ぼう
無料版を使ってみる
DAWの個性を知ろう
とりあえず見た目から入るのもアリ
DAWによる音質の違いは一旦置いておこう
初心者でも使いやすいDAWソフトおすすめ6選
Cubase
Logic Pro X
Studio One
ProTools
価格をチェック
Ableton Live

メーカー:Ableton 対応OS:Mac / Windows 両対応 無料版:90日間体験版 (→ダウンロードはこちら)
おすすめポイント ・EDMなどループベースの制作に便利 ・DJプレイ、ライブパフォーマンスにも適している ・制作手法がLiveならでは、アイデア発想につながる
こんな方は他のDAWが良いかも・・ ・EDMなどループベースの音楽制作にとくに興味がない
他のDAWとは制作スタイルにおいて一線を画しており、かつ効率的。制作ジャンルはEDMやHIP HOPに特化しており、海外でのシェアがとても高いDAWです。
特筆すべき点は小節単位でループ素材をつくり組み合わせて楽曲を仕上げていく、他のDAWとは違う概念で制作を行うことができるユニークなところ。
付属音源やエフェクターはバンドルの種類によって数が異なり、最上位版のSuiteを購入すればひと通りのジャンルを制作することができます。
参考動画はこちら
価格をチェック
FL STUDIO

メーカー:IMAGE-LINE 対応OS:Mac / Windows 両対応 無料版:FL STUDIO Trial (→ダウンロードはこちら)
おすすめポイント ・アップデートが生涯無料 ・EDMなどループ楽曲制作に特化 ・ドラム打ち込みが直感的に行える
こんな方は他のDAWが良いかも・・ ・EDM系はとくに制作しない、日本語での情報が少ないので心配
リフやリズムパターンなど基本ループで組み立てていく音楽制作に特化しています。
EDMを作る際は基本形から変化させて展開を膨らませていきますが、特にそういった手法において効率的に作業をすすめることができます。
また、ステップシーケンサーを使うことでドラムトラックの打ち込みが直感的に行えるのは非常に便利ですね。付属音源はシンセが充実しており、アップデートが生涯無料である点も魅力です。
参考動画はこちら
価格をチェック
初心者がDAW選定で失敗しないためには

初心者がDAW選定で失敗しないために、ご紹介したようにまず無料版を試してみることが一番の安全策です。
今回ご紹介した製品は、価格の大小関係なく信頼性の高いDAWばかりです。
理想は、無料版や体験版のDAWで曲作りをひと通りやってみると自分の肌に合うかどうかが確実にわかるので、一番のオススメの方法です。
一度買えば長い付き合いになることが多いDAW。しかしながら、作業の効率化のためにも、DAW乗り換えを随時検討してみるのも良いかもしれませんね。