DTM FUN LIFE Written by nobsin

DTMを始めるのにお金がかかる、は昔の話【0円から始めましょう】

THOUGHT

これから、DTMを始めたいと思っています。音楽制作って、高い機材がたくさん必要になりそうですが・・。お金かかりそうだし、やっぱヤメておきます。orz

このように迷える人向け。
本記事では、DTMで音楽を作るのはお金がかかる、という誤解を解いていきます。

「この記事書いている人、誰?未経験者の気持ちがわかるの?」って思うかもですが、筆者もDTMを始める前は、そうでした。

ぶっちゃけ、DTMって今では誰でも簡単に始められます。
なので、もったいない話。

筆者について
筆者は、DTMを実務として20年ほど。
作業環境のシンプル化を考えながら、仕事しています。

本記事を読んでわかること
・DTMに高い機材は必要ない
・お金をかけずにDTMを始める方法

本記事を、DTM始めようか迷える人に届けたいです。
少々、お付き合い下さいませ。

DTMを始めるのにお金がかかる、は昔の話【0円から始めましょう】

木製のデスクの上に置かれたノートパソコンとヘッドフォン

DTMを始めるのにお金がかかる。
これはもう、昔の話。

今はお金をかけなくても、誰でも始められます。0円でスタートも可能。
「DTMはお金がかかる」イメージが強いのは、実際お金がかかっていた昔のイメージが残っているから。

確かに、始めるのにお金がかかっていた時代はありました。
まさに、筆者がDTMを始めた頃。

時系列で並べてみました。

2000年ごろ
  DAWが高価 (8万前後)
  PCが高価 (安くて20万)
  音源が高価 (5万程度〜)
  ソフト音源少ない
2010年ごろ
  DAWが増えてきた(5万程度)
  PC安くなる (BTOなら10万以下〜)
  音源はプラグインが主流に
2020年ごろ(最近)
  無料DAWあり
  PC安い (BTOなら5万程度〜)
  無料ソフト音源あり

上記を見てもわかるように、物価が違うことを加味しても、以前は趣味にするにはコスト的にハードルが高いものでした。Logicの上位バンドル、普通に10万近くしていたような気がします。(高すぎ!)

このとき既に形成されていた「DTMはお金がかかる」イメージは少なからず、今も残っています。

・音楽制作って、機材に囲まれて作業するイメージ
・そして、それらが高価なイメージ

上記のイメージを持つ人は、割と多かったりしますよね。
以下のような感じ。

スタジオの中で機材に囲まれて仕事をする女性のエンジニア

ところが、今ではこうです。

ノートパソコンを見ながら楽しそうに仕事をする女性

どうして、こんなに変わったのか。

パソコンに搭載するCPUのスペックが上がり、ソフトウェア音源が主流になったから。ハードウェアからソフトウェアへ、音源の機材が切り替わり、スマート化されました。

低コストでこんな風に音楽作れるなら、ちょっとやりたくなりませんか?

機材に資金投入するのがステータス、も昔の話

木製のデスクの上に置かれたノートパソコンとヘッドフォン

機材にはお金をかけてナンボ。
実務者のあいだで、こんな意識が普通だった時代がありました。

趣味で音源を買える人は、希少。
以下のような負のループが当時、生まれていました。

機材やソフトが高い

需要のある層が限られる

製造側は安くできない

趣味にできる人は少ない

需要のある層が限られる

現在、プラグイン(エフェクターや音源)はまぁまぁ導入しやすく、しかも質が高い。
最近のラインナップの増え方、すこぶる早いです。

以前は「この音源といえばコレっしょ」と定番化されていたのに、今では人気商品の移り変わりが早い。しかも、品質の高さに反比例して価格は安い。2〜3万出して音源を買うのも、最近では割と”大きめなイベント”と化しています。

これから導入のハードルは、さらに下がっていく予感。
とても、有りがたい傾向ですね。

ここまで読んで、このように思う方もいるかもです。

でも、プロの人ってたくさん機材持っていますよね?
時代に逆行してるんですか?

DTMで使われる、以下2つの機材。
ハードウェアにこだわる実務者も、多いです。

  • エフェクター
  • 音源

ハードウェア派は、ソフトウェアでは再現しきれない音質や、効果を大切にしたい人。
ソフトウェア派は、機材の管理コストや正確な再現性を重視したい人。

考え方がわかれる所です。

手間を惜しまず、音を追求。
職人魂の表れでもありますね。

ですので、一旦はハードウェアにこだわる所から、離れても問題なしです。
そういう時期がきたら、こだわるようになればOK。

お金をかけずにDTMを始めるには?

木製のデスクの上に置かれたノートパソコンとヘッドフォン

DTMを始めるなら、以下をそろえればOK。

  • パソコン
  • DAW
  • 音源(プラグイン)

この3つがあれば、DTMを始められます。

「ちょっ・・、モニタースピーカーやオーディオインターフェースは?」
このように、思われる方もいるかもです。

上記の3点以外は、ある程度自分の曲づくりのスタイルが固まってきたタイミングで考えればOKです。最初から、環境をそろえるために投資する必要は、ありません。

もちろん、絶対ダメとは言いません。ですが、最初は自分の曲づくりのスタイルがわからないはず。なので、合う機材がどれかも未知。

最初は、この3つを低コストでそろてみましょう。
上手くいけば、0円でスタートできますよ。

具体的に、解説しますね。

パソコン

パソコンは、自宅に既にあるものがスペック的に厳しそうなら、購入の必要あり。
スペック的には、以下を基準にすると良いです。

DTMを始めるのに適したスペック
・CPU Intel Core i5以上 or M1チップ
・メモリ 8GB以上

負荷の重いプラグインを多用しなければ、問題なく制作を行えます。

DTMに適したスペックは、正確には人によって使うソフトやプラグインも違うので変わってくるんですけど、導入モデルとしては上記で十分。

ちょっと音源やエフェクターを買い足すことが将来あっても、極端には困らないはず。Core i5であれば、具体的に以下あたりがおすすめ。

Core i5 1135G7
  (基本クロック 4コア 2.40GHz)

パソコンにスピーカーが付いてなければ、イヤホンかヘッドフォンは必須。
以下のような簡易的なスピーカーがあると、より便利です。

DAW

DAWは打ち込みをするためのソフトウェアです。
無料版のDAWは、以下。

ダウンロードしてインストールすれば、さっそく使えちゃいます。

参考有償版のDAWについては、以下の記事で詳しく解説しています。参考になるはずですので、是非ご覧くださいませ。

音源(プラグイン)

Garagebandには、ひと通りのジャンルが作れる音色が付属します。
Cakewalkに付いてくる音色は少なめ。

ですので、無料のマルチ音源を別途インストールしましょう。
おすすめのマルチ音源は、以下です。

どちらも、MacとWindowsに対応。
それぞれの内容は、以下。

KOMPLETE START
・シンセサイザー 7種
・サンプルライブラリ 9種

ベースやリード、パッドに特化したシンセが7種類、管楽器やエレキベース、パーカッション等多彩なサンプルライブラリが9種類入っています。生楽器系の音色は、リアルさを出したいときに使える音色が多いです。生楽器系のレパートリーがやや少なめ。

Sample Tank Custom Shop
・音色ライブラリ 30種

ピアノやベース、オルガン、ギターなど、汎用性のある音色30種を収録。どんなジャンルでも馴染みやすい品質で、とても使いやすい音源です。

全てSample Tankの音色で曲を作ってしまうと、良くも悪くも圧の小さい曲に仕上がってしまうので、「KOMPLETE START」と組み合わせて使いましょう。

お金をかけない方が、DTMは続けやすい

木製のデスクの上に置かれたノートパソコンとヘッドフォン

お金をなるべくかけずに、細く長くやる。

これくらいユルい感じで、楽しんで続けましょう。
「楽しんで」、ここが一番大切かもです。

パソコン、DAW、音源(プラグイン)の3つがあれば、音楽制作は始められます。自宅のパソコンのスペックが悪くなければ、0円スタートが可能。

音源は、とりあえずフリー版を使い続けてみる。

そして、「こういう質感の音色があったらいいのにな・・」と具体的な希望が湧いてきたら、その時はちょっとお金を出してみるのも良いかもです。

具体的なイメージが湧くのは、高い場所を目指している証拠ですからね。
本記事が「DTMへの第一歩」の後押しになれれば、大変嬉しいです。