DTM FUN LIFE Written by nobsin

【DTM】ギターは打ち込みで大丈夫?【基本、差し替えが必要です】

THOUGHT

こんにちは、ノブシンです。

私のDTM実務歴、ギター歴ともに20年ほどです。
「DTM作業でギターは打ち込みで良いのか?」を解説していきます。

本記事を読んでわかること
・ギターは打ち込みで大丈夫なのか
・ギターを弾けない人向けの対策

本記事ではギターを音源から差し替える必要性、弾けない人が気軽に録音する方法を解説していきます。

「たった1トラック」の改善で曲全体の大きな底上げができるようになります。
それでは、さっそく見ていきましょう。

【DTM】ギターは打ち込みで大丈夫?【基本、差し替えが必要です】

部屋のソファーに座りギターを弾く男性

ギター音源で打ち込みをしているなら、確実に差し替えは行ったほうが良いです。
理由は以下のとおり。

  • ギターは打ち込みが不向きな楽器
  • 音源を使うとコスパが低め

順番に解説していきますね。

理由①:ギターは打ち込みが不向きな楽器

ギターは、楽器の中でも打ち込み色が極端に目立ちやすいパートです。
生演奏に差し替えることで曲全体の印象がガラッと変わります。

ギターは音の高低差をなめらかに演奏する手法に富んでおり、他の楽器に比べてボロが出やすいんですよね。

ほぼ打ち込みの曲でも、ギターは生演奏であることが多い理由はまさにそれです。

楽器の中でも目立ちやすく、曲をリードする機会が多い楽器です。
ですので、差し替えは行ったほうがよいでしょう。手順は以下。

差し替えの手順
①仮の音色でギターを打ち込んでおく
②曲完成後にギターを録音

仮で使う音色はDAW付属の音色で問題ありません。
完成後のイメージをしやすい程度に打ち込みをしておきましょう。

理由②:音源はコスパが低め

高品位な音源はありますが、生演奏との壁は厚いです。
コスパ低めと感じる理由は以下のとおりです。

・値段がそれなりにする
・質を詰める調整に手間がかかる
・詰めても結局は質を低くみられる

高品位な音源でも、打ち込みと分かれば生演奏と質の差が大きく開いてしまうのがギターです。ですが、こういったご意見もあるかもしれません。

でもそれって、他の楽器も同じでは?

確かにギター以外のトラックでも生演奏と比べれば質の差は当然でてきます。
ですが、ギターに関しては「質の差」が顕著に出やすいです。

ドラムやベースの打ち込みを聴くことはよくありますが、ギターに関しては打ち込みで演奏を再現しているケースはほぼないことがそれを物語っています。

ですので、ギターに関しては音源のコスパが低めであると言えるでしょう。

打ち込みのギターがDTMで積極的に使われるケース

緑色に染まるストラトキャスター

記事の中で少し触れましたが、打ち込みのギターが採用されるケースがあります。
よく聴くのは以下のジャンルです。

  • R&B
  • EDM

フューチャリスティック系のR&Bで打ち込みが使われるのを聴くことがあります。
洋楽や邦楽どちらでも散見されるので手法的に定着している感はありますね。

EDMでもよく使われる傾向があります。

シンセを多用するジャンルなので親和性が高いのと、カットアップ等で加工されることでむしろ音源のテイストがハマったりもしますよね。

本記事でふれましたが、このように生演奏をねらわない場合では音源のギターを効果的に使うことができます。無機質さを前面に出したいときにも有効です。

DTMするならギターを録音するハードルは相当低い話

シンプルなデザインのギターアンプ

DTMをするなら、ギターを録音するハードルは高くないです。
意外に思われるでしょうか。理由は以下のとおりです。

  • 技術がなくても良い仕上がりになる
  • 高価な機材は必要ない
  • センスは関係ない

順番に説明していきますね。

技術がなくても良い仕上がりになる

ギターは技術が低くても曲にはめてしまえば形になりやすいです。

エレキギターでリフやバッキングを録りたいというレベルであれば、ハードルは相当低いです。必要な練習量は以下のとおり。

  • 1日30分を3ヶ月間
  • パワーコード白玉弾きなら1週間

これで録音できるようになるのなら、始めない手はないですよね。
ですが、このようなご意見もあるかもしれません。

これだけでギターが上手くなるなんて思えないのですが・・。

今回ご紹介するのは「演奏が上手くなる方法」ではなく「上手く録音する方法」です。

また、全ての演奏が上手く録音できるわけでもありません。
難易度の高い演奏はその分練習量が必要です。具体的には以下のとおり。

・ソロ
・カッティング
・アコースティックギター

ソロはテンポ感、ゆらぎやピッチの正確さのあらゆる要素が必要とされますし、カッティングは左手の力加減とリズム感が要求されます。

アコースティックギターは場所やマイク等の機材が必要になり、エレキギターより編集の融通は効きにくいです。

最初にご紹介した難易度の低い演奏から始めれば、ギターのコツを何となくつかめるようになるはずです。このタイミングで難易度の高い演奏の練習をすると上達が早いですよ。

もちろん、全て同時に始めても良いと思います。 最初にご紹介したとおり、バッキングやリフは録音出来るまでの時間は短くて済むので是非やってみて欲しいですね。

高価な機材は必要ない

今では高価なハードウェア機材がなくても良い音で録れるようになりました。
理由は、プラグインの質が向上したからです。

具体的に必要なものは以下のとおり。

  • エレキギター
  • アンプシミュレーター
  • ダイレクトボックス

アンプシミュレーターはアンプの鳴りを再現する機材です。
(価格は15,000円程度)

ハードウェアにもメリットはありますが、価格が数十万と高価であることとプラグインでもかなり近い音を出せるので、初心者の方は迷わず後者を選びましょう。

ダイレクトボックスはエレキギターの音声を入力するのに使います。
バランス変換端子搭載のオーディオインターフェースがあれば不要です。
(価格は3,000円程度)

高価な機材は必要ありませんので、安心して下さい。

センスは関係ない

ギターを始めるのにセンスはまったく必要ないです。
理由は、以下のとおり。

  • 基礎的なことは練習量に比例するだけ
  • 編集で結構なんとかなる

基礎的なことは難易度はそう高くありません。
練習量に比例してどんどん弾けるようになるので、毎日練習をすれば大丈夫です。

基礎的な練習とは
具体的には、以下のような感じです。
練習①:パワーコード
練習②:コード
練習③:リズムを刻んでコード遷移
練習④:リフ

①からはじめて④に向かってステップアップしていくと進めやすいです。
好きな曲のコピーをしていくと楽しく継続できますよ。

全部同時にかいつまんでいくのもアリですね。

編集で結構なんとかなる
DAWでオーディオを編集すればイマイチなトラックでも結構何とかなります。

慣れないうちは4小節単位で録音してつないでいくのもアリですし、(ケースにもよりますが)その中の一部分だけ再録音して修正することもできます。

バッキングに関してはかなり融通が効くと思って大丈夫です。

結論:DTM作業で打ち込みのギターは対策の必要あり

ライブで熱狂的な演奏をするギタリスト

本記事をおさらいします。

  • ギター録音で曲の質が爆上がり
  • 演奏を表現しないなら例外
  • 技術がなくてもギターの録音は簡単

この3つを覚えておくとギタートラック制作の参考にしていただけると思います。
曲全体の大きな底上げをねらっていきましょう。