作曲の実務未経験者が音楽の仕事をもらえるのかを解説【プロが断言】 | DTM FUN LIFE              

作曲の実務未経験者が音楽の仕事をもらえるのかを解説【プロが断言】

THOUGHT

考え事をしながら話す男性

作曲の実務未経験者「音楽制作を趣味としていますが、作曲の仕事をもらうことはできるのでしょうか?

実務経験はありませんが、作曲の仕事をもらう方法を知りたいです。」

音楽の実務経験はないけど仕事がもらえるのかどうか、知る術がなくてお悩みではありませんか?

本記事を読むことで、作曲実務未経験でも音楽の仕事ができるのかがわかります!

本記事の信頼性
筆者は音楽制作実務歴20年程になり、転職から副業まで経験豊富ですので本記事は参考になると思います。

未経験でも仕事がもらえるのか、仕事をもらうにはどうしたら良いのかを詳しく解説していきます。

本記事を読んでわかること
・作曲実務未経験者でも仕事がもらえるのか
・未経験者が仕事をもらう方法

本記事を読んで、どんどん挑戦していきましょう!

もくじ
1. 作曲の実務未経験者が音楽の仕事をもらえるのかを解説
 1-1. クラウドソーシングサイトで仕事を受ける
 1-2. 音楽制作会社から仕事を受ける
 1-3. ゲーム会社に就職する
2. 作曲の実務未経験者が仕事をもらうために
 2-1. 作曲のスキルを磨く
 2-2. ポートフォリオを作り込む
3. 作曲の仕事は手に職が付く仕事

作曲の実務未経験者が音楽の仕事をもらえるのかを解説

木製の机の上で五線譜に音符を書き始める男性の手

作曲の実務未経験者でも音楽の仕事をもらえるのか、結論は以下です。

作曲の実務経験がなくても、仕事はもらえます。

それでは、実際どのようにしてもらうのかご紹介すると、以下の3つになります。

  • クラウドソーシングサイトで作曲の仕事を受ける
  • 音楽制作会社から作曲の仕事をもらう
  • ゲーム会社に就職する

順番に解説していきますね。

クラウドソーシングサイトで仕事を受ける

イチバンのおすすめは、クラウドソーシングサイトで作曲の仕事をもらう方法です。

クリエイターとして登録をし、仕事を受注し成果に対して報酬をもらうというシステムです。

サイトは色々と増えてきてはおりますが、筆者は以下の2つのサイトをオススメします。

① Audiostock
② coconala

順番にご紹介していきますね。

おすすめサイト① Audiostock

登録料:無料
報酬支払い:楽曲が購入されたタイミング
報酬パーセンテージ:販売価格40%〜

制作したオリジナル曲を登録し、販売実績に応じて報酬が支払われるというシステムです。

依頼を受けて一から制作するのではなく、既にあるストックの中から登録する、という所が特徴で、もちろん登録の為に制作してもOKです。

報酬パーセンテージは販売価格の40%がスタートで、実績に応じて上がります。

登録自体は無料で、過去に制作した楽曲も登録できるので気軽に利用することができます。

ストックがあれば、まずは登録をしておいてマイナスになることはありませんので、副業デビューとして利用しやすいですよ。

詳しく見る

おすすめサイト② coconala

登録料:無料
報酬支払い:依頼受注時(前払い)
報酬パーセンテージ:納品後、同月20日か翌月5日振込

クリエイターとしてサイトにあらかじめ登録をして、サイトを訪れた発注者から依頼を受け音楽制作を行います。

発注者は発注時に支払いを行いますが、受注者側には音楽が納品されタスクがクローズされた後に手数料が引かれた報酬が支払われます。

登録は無料ですが、依頼を受けやすくする為には前もったポートフォリオは必須です。

実務未経験であっても、しっかりと作り込まれた曲をポートフォリオとしてアップロードしておけば、発注される可能性は高くなります。

自分のスキルを知ってもらった上で受注できるので、ある程度スキルに自信がある方はこちらのサイトがオススメです。

音楽制作会社から仕事を受ける

クリエイターを募集している音楽制作会社は、割と見つけやすいです。

ほとんどの会社が1曲に対して報酬が決まっており、納品後に支払われるシステムです。

ですが、求められるレベルは即戦力です。

仕事を受注する前にデモの提出が必要なケースが多く、品質に問題がなければ仕事を受けることができます。

業務実績で信頼関係を構築し、単価を上げていくことが可能です。

長く継続して仕事をしていきたい方、スキルアップを望む方は音楽制作会社との業務がオススメです。

ゲーム会社に就職する

副業ではなく、ゲーム会社に作曲担当の社員として入社する方法です。

最大手だったり、設立から長いゲーム企業は中途採用の対象者は実務経験を必須としている所が多いです。

ところが中堅規模、または比較的新しい企業は実務経験を採用条件として設けていない所もあります。

特に、ここ最近は募集条件の傾向が変わってきた印象です。

以下の条件があれば、入社できる可能性は十分にあります。

・音楽制作スキルが高い
・ゲームがとても好きである

片方の条件を満たしている人は結構いるのですが、この2つを満たしているケースは意外と希少何ですよね。

ですので、もしこれらの条件を満たしている方は挑戦の価値アリです。

作曲の実務未経験者が仕事をもらうために

MIDIキーボードを弾く男性の両手

作曲の実務未経験者が、より仕事を受けられるようにするには以下の行動をしましょう。

  • 作曲のスキルを磨く
  • ポートフォリオを作り込もう

順番に解説していきますね。

作曲のスキルを磨く

結局のところ、イチバン大切な所は作曲のスキルです。

仕事をいくら探しても、スキルが低ければ仕事をもらうことができません。

スキルを磨く方法として、もし理論的なことを勉強したいのであればネットから情報収集は十分可能です。

また、以下の行動は絶対やっておいたほうが良いです。

プロにオリジナル曲を聞いてもらう

ハードルは少し高めかもしれませんが、お金を払ってでも経験者から改善点をあおぐコトはやっておいた方が良いです。

プロにオリジナル曲の意見を聞くこと。

実務未経験であれば、製品レベルの基準について体感できていないことが多いので、これは是非実行して欲しいですね。

どうしても難しい場合は、音楽制作会社にデモを送って反応を伺うだけでも参考になりますよ。

ポートフォリオを作り込む

ポートフォリオは、自分のスキルを知ってもらう為には必須です。

ポートフォリオがしっかり詰められていれば、仕事を受注できる可能性はグッと高くなります。

ポートフォリオを、以下のように制作しましょう。

  • 作り込まれたオリジナル5曲を用意
  • オリジナル曲の解説
  • 自分ができることをリストアップ
  • 自分の今までの活動についてまとめ

詳細を説明していきます。

作り込まれたオリジナル5曲を用意

品質の高い楽曲であれば3曲でも良いですが、できれば5曲はストックしておきたいものです。

審査する側は、どのようなバリエーションを楽曲に持たせることができるのかを見ているからです。

例えば、DTMクリエイターとしてポートフォリオをまとめる場合であれば、ジャンルは変えたほうが良いでしょう。

  • オルタナ系ロック
  • POPS
  • メタル系
  • EDM
  • エスニック系

特定のジャンル、例えばバンドサウンドでポートフォリオをまとめる場合であれば以下のような作り分けは有効です。

  • テンポ別のバリエーション①
  • テンポ別のバリエーション②
  • テンポ別のバリエーション③
  • 他ジャンルを交えた変わりダネ
  • バラード

前者のDTMクリエイターであればアレンジの広い許容が必要になりますし、特定のジャンルであれば強い個性が求められます。

ですので、アレンジの柔軟さや個性、そしてスキルを十分に説得できる5曲を用意するようにしましょう。

オリジナル曲の解説

オリジナル曲の解説は、自分の熱意をアピールするものではありません。

解説は、目指した方向性やコンセプト、また制作期間などの情報を簡潔にまとめることがポイントです。

書くことに迷う場合は、音楽のイメージは制作側が決めるものではなくて、聴く側が決めるものであるということを気に留めておくと良いです。

例えば具体的には、以下のような感じになります。

・ファンクロックをベースに制作
・全体的にカットアップ加工を多様
・ボーカルやその他コーラスは自分で担当
・ドラムパート以外は生収録
  演奏者:◯◯◯、△△△

なるべくフラットに簡潔に伝えることを意識して、聞いた印象の判断は相手がするものだということを忘れないようにしましょう。

自分ができることをリストアップ

自分のスキルをわかりやすく、リストアップしておくと相手に伝わりやすいです。

文章で長々と書くより、リスト形式でアピールした方が読み手としてはわかりやすいからです。

例えば、以下のような感じです。

  • 音楽スキル:作曲、編曲、作詞
  • 制作ジャンル:ジャズ、ビックバンド
  • 楽器:アルトサックス、ギター
  • 制作環境:DTM環境と生収録
  • その他:採譜が得意です

このようにリスト形式でまとめると、非常にわかりやすいポートフォリオになりますよ。

注意点としては、細かいことまで全てリストアップで分けないこと

スキルに及ばないような細かいことや説明などは、リストアップした各項目の下に見やすく補足事項として軽く添える程度が読みやすいです。

スキルが書くほどない、という方はデモを作り込んだ上で、今自分ができそうな事とその理由をリストアップすれば大丈夫です。

自分の今までの活動についてまとめ

実務経験があれば書きやすいですが、そうでない人は以下を意識してまとめましょう。

「自分ができること」に話をつなげられる過去の活動を書く

理由は、前項目で挙げた「自分ができることのリストアップ」の説得力を補強することができるからです。

具体的には、以下のような感じです。

  • 作曲したフレーズを常にストック
  • アルトサックス担当でバンド活動経験あり
  • ギターはカッティングが得意
  • DTM環境でアレンジの幅を広げるようにしていた

こういったリストアップをベースにして、わかりやすく補足を加えても良いですね。

ですが、常に簡潔にわかりやすくという点を意識するようにしましょう。

作曲の仕事は手に職が付く仕事

ヘッドフォンを着けて音楽制作をしている男性

実務経験がなくても音楽の仕事を請け負うことは可能である、ということはお分り頂けたかと思います。

もちろんコネクションがあるに越したことはありませんが、以前よりも音楽の仕事の間口は実務未経験者に対して広くなってきていると筆者は感じます。

単発の仕事であれば、見つけることはそう難しくはありません。

筆者の経験上、スキルが上がっていくのは間違いなく実務経験を通してですので、実務の為の勉強を長くしているのは好ましくありません。

簡単なお仕事からでも、思い切って受けてみるという積極的な姿勢がとても大切です。