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【DTM】初心者が歌ものを最短で作れるようになる方法【1つだけ】

HOW TO

歌ものって作るの難しそう、作り方を勉強しないと・・。
残念ですが、この思考では間違いなく遠回りになってしまいます。

カンタン便利なツールは沢山あるので、事前の勉強はほぼ不要。
初心者が最速で、歌ものを作れるようになる方法をご紹介します。

本記事の信憑性
筆者は音楽制作を実務として20年ほど。
初心者にもわかりやすい解説をしていきます。

本記事を読んでわかること
・初心者が歌ものを作れるようになるショートカット術
・最低限必要になる知識と環境

情報収集の前に本記事を読めば、歌ものを時短で作れるようになります。
サクッと読みおわりますので、ぜひお試しください。

【DTM】初心者が歌ものを最短で作れるようになる方法【1つだけ】

白い部屋の中でピアノを弾き語りする黒い帽子をかぶった女性

DTM初心者が最速で歌ものを作れるようになる方法は、作るのと同じジャンルの曲を1つコピーしてみること。

理由は、以下を体感することで感覚が変わるから。

  • ボーカルの音域幅
  • ボーカルと伴奏のバランス
  • 全体構成

これら「必要になる3つの体感」について説明していきますね。

ボーカルの音域幅

ボーカルの音域を体感することは、歌ものを作る上でまず必須。
楽器とは違い、音域が想定外に狭いことに気付くのが大切だからです。

他の楽器と比較しても音域の狭さは明らかです。
以下、比較結果です。

声と楽器の音域の比較
アルトサックス C#3〜G#5
テナーサックス G#2〜D#5
チェロ C2〜C5
フルート C4〜C7
男性の声 D3〜G#4
女性の声 A3〜C5

比較的、人間の声質に似ていると言われている楽器と比較しています。
極端に人の声って音域が狭いんですよね。

良いメロディでも、歌えなければ最悪全部つくりなおしということも。
ですので、まず人の声の音域の狭さを体感することが大切です。

ボーカルと伴奏のバランス

意図するケースを除いて歌詞が聞こえるよう、伴奏の調整が必要です。
具体的には以下を調整します。

・音量
・音質
・伴奏のアレンジ

音量についてはわかりやすいですよね。
伴奏の音量を控えれば、ボーカルをたたせることができます。

ここでは、「音質」と「伴奏のアレンジ」について説明していきます。

音質の調整

音質の調整には以下の2通りがあります。

・他の音色に差し替える
・イコライザーで調整する

音色を差し替える調整が一番お手軽です。
注意点として、音色変更の前後で違和感が出ないように音を選定する必要があります。

一方、イコライザーでは現状の音色を活かした調整が可能ですが、慣れは必要です。

ベストな方法は、イコライザーで調整してみてダメだったら伴奏の音色を変えてみる。これで良い落とし所を見つけていくのが良いかと。

参考イコライザーを使った音の調整については、以下の記事で詳しく解説しています。参考に、是非ご覧ください。

伴奏のアレンジの調整

曲をコピーしてみると、多くのケースで「どちらかを聴かせたい時は、もう一方のアレンジは単調」であることに気付くはずです。

具体的には、以下のような感じです。

ボーカル 歌い中
 →伴奏はリフやリズムを反復してきざむ
ボーカル コーラス中
 →フレーズ的な要素を伴奏にいれる

お互いに音の密度をゆずり合うイメージです。
音楽的にも破綻しにくくなりますし、聴きやすく仕上げることができます。

全体構成

全体構成についても意識しておく必要アリです。
構成を整えることで、印象的な曲にすることができます。

問い:どんな印象の曲にしたいか?
方向性によって、全体構成も変わってきます。
例えば、以下。

定番パターン
  イントロ→A→B→サビ→・・
サビでオシたい
  サビ→イントロ→A→B→サビ→間奏→・・
グルーヴ重視
  リフ(イントロ)→リフ(A)→リフ(サビ)→・・

構成は既存曲を参考にするのも全然アリです。
むしろ、そこから勉強していくべき。

全体構成は、ある程度聴き手が予測できるパターンを使うことをオススメします。
不本意に聴き手を不安にさせたくはないですよね。

コピーってどうやるの?

曲のコピーってどうやるのかわからない・・。
こういった不安を持つ方もいるかもです。

完コピじゃなくて大丈夫です。
先ほどご紹介した「必要になる3つの体感」が目的なので、おおまかでOK。

1トラックずつ聴き取ってDAWに打ち込み、コピーをする作業を行います。
この作業、最初はちょっとツラいかもしれません。

ですが、その後果てしなく大きい恩恵を受けられることは約束できます。
ここは頑張って乗りきるべき部分。

参考以下の記事で、ギターパートのコピーのやり方について詳しく解説しています。他のトラックにも応用できますので、是非ご覧ください。

歌もの楽曲制作に必要なDTM機材

ピンク色の背景に置かれた黒色のコンデンサーマイク

歌もの楽曲制作に必要な機材、ソフトは以下になります。

  • DAW
  • パソコン
  • オーディオインターフェース
  • マイク
  • ポップガード
  • マイクスタンド
  • 密閉型モニターヘッドフォン
  • ピッチ補正ソフト

DAWは無料版でも録音できるものが多いです。
オーディオインターフェースは以下の場合は不要になります。

・USB接続型マイクを使用する場合
・パソコン内蔵マイクで録音する場合

始めて歌唱収録をするなら、割り切ってパソコンに内蔵されているマイクで練習してみる、というのもアリです。

ピッチ補正ソフトは必須ですが、無料で付属するDAWも最近増えていますよね。

モニターヘッドフォンをイヤホンにする等の節約術もあります。
ですが、最低限必要なものとして買い揃えることをオススメします。

長く使うものなので、買っておくとコスパ高いですよ。

参考歌もの楽曲を作る際、必要な機材を以下の記事で紹介しています。収録の手順も詳しく解説しているので、ご参考にどうぞ。

参考以下の記事では、歌唱収録後に使うピッチ補正ソフトについて解説しています。何を買ったら良いかわからない方は、こちらの記事をご覧ください。

歌を録音するのが不安なら、ボーカロイドを使う

青い背景に規則的にたくさん浮かび上がる正四面体の模様

「いきなり歌入れするのは、ちょっと不安・・」
こう思われる初心者の方もいると思います。

そういった場合は、ボーカロイドを使うのが吉です。
以下のようにメリットは大きいです。

ボーカロイドを使うメリット
・リテイクし放題
・時間がかからない
・ジャンルによっては親和性めちゃ高い
・詞の感触を確かめながら作れる

面倒なリテイクにかかる時間を省けるので、時短には効果的。
特に、シンセを多用する楽曲とは相性が非常に良いです。

デメリットとしては、慣れるまではパラメータ調整に時間を要する点。
ですが、歌入れの作業を大幅に省ける恩恵は大きく、使う価値は大いにあります。

筆者は仮歌トラックとして使ったり、歌詞を試しながら作るのに重宝しています。
良かったらチェックしてみて下さい。(→最新VOCALOIDはこちら )

「DTM初心者が歌ものを最短で作れるようになる方法」まとめ

DTM初心者が歌ものを最短で作れるようになる方法は、作りたいジャンルの歌唱楽曲を1曲コピーして以下の感覚を養うこと。

  • ボーカルの音域幅
  • ボーカルと伴奏のバランス
  • 全体構成

それでも歌入れするのが不安・・、という場合はボーカロイドを使って練習し歌ものを作る感覚に慣れることを目標にします。

慣れるまで実践あるのみ。
怖がらずにどんどん練習していきましょう。\(^o^)/